「もったいない」からのひらめき！廃棄する予定の天然石をレジンで固めたら・・・

広：今回はどのような作品ですか？

F：天然石を買うと、さざれ石であったり、穴の位置が端でそのまま加工すると欠けてしまいそうな石があります。とても綺麗なのに捨ててしまうのはもったいないですよね。そこで考えたのが、そのような石を集めてレジンで固めてみようと思ったわけです。レジンを使うとより輝きが増しますし、さらに金箔を入れることによって、キラキラで美しい素材ができあがったのです。

広：本当にきれいですよね！さまざまな天然石の種類のピアスがつくられていて、どれにしようか迷ってしまいます。
 

販売部門エシカルアワード受賞された「天然石のカケラピアス」

寝る以外はハンドメイドのことを考えているぐらいに没頭！

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広：前回受賞したとき、ハンドメイドを始めたきっかけが事故の後遺症で外で働くのが難しくなったことだったと思います。今もハンドメイド一本で活動されているのでしょうか。

F：はい、そうです。

広：そうなのですね。大変失礼かもしれないのですが、飽きてしまうことはないのでしょうか。

F：それが、本当にハンドメイドが楽しくて！寝る以外はハンドメイドのことばかりを考えています。

毎回完売のワークショップ！より多くの参加した方に喜んでもらうためのこだわりとは

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広：先生は、毎回ワークショップにも出展してくださっており大変好評をいただいております。ワークショップのこだわりを教えてください。

Ｆ：天然石の質にはこだわっています。少しでもいいものを使って、いい作品を作って喜んでいただきたいのです。天然石にはグレードがあり、低すぎると見栄えが悪いですし、逆に高いものだと高価になりすぎて3,500円の参加費では収まらなくなります。3,500円のお手頃な参加費の中で、最大限質のいい天然石を使ってもらうようこだわっています。

広：先生のこだわりがワークショップ完売の秘訣なのですね。今後どのようにしていきたいことはありますか。

Ｆ：私のワークショップは、天然石ブレスレットを作るものが多いです。結構男性の参加者もいるのですが、デフォルトの直径18㎝だと小さすぎるケースが多々出てきます。せっかくだからサイズの合うものを作っていただきたいので、オプションで大きめサイズを選択できるようにしようかと検討しております。

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クラフトメイドマルシェから海外進出へ！

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広：今後の展望を教えてください。

Ｆ：ずっと海外進出したいなと思っていたのですが、この度なんと、チェコから出展オファーがきて、今準備しております。ただ、もちろん、ハンドメイド始めたてのときにオファーしていただいたのがクラフトメイドマルシェなので、そこへの作品やワークショップの出展も継続します。

広：海外進出！すごいですね！天然石以外の素材でのハンドメイドは検討されているのですか。

Ｆ：基本は天然石を使った作品で、レジンであったり金箔であったり、様々な素材を活用していきます。

広：ありがとうございました！次回以降もどうぞよろしくお願い申し上げます。

以上、fullmoon先生のインタビュー記事でした。
次回第21回クラフトメイドマルシェは2024年9月22日（日）開催予定です。fullmoon先生の作品やワークショップがとても楽しみです！