第11回 エシカルアワード
ハンドメイド販売部門最優秀賞
etowanettoさん
「Xmasの夜空(ピアス)」
一般社団法人クラフトメイド協会がお届けするオンラインイベント「クラフトメイドマルシェ」。
ハンドメイド作品を通じて「一つのものを永く大事に使う」精神を浸透させ、エシカルでサステナブルなライフスタイルを提案することを目的に開催されています。
そんなクラフトメイドマルシェにおいて、各回の参加者投票によって、「最も素敵なエシカル作品」と認められた作品に贈られる「エシカルアワード」。
今回は、第11回エシカルアワード、販売部門最優秀賞を受賞された來ト(ライト)先生(以下、先生)のインタビューを、当協会の広報(以下、広)によるインタビュー形式でお送りします。
~ エシカルアワード最優秀賞受賞!!(販売部門) ~
広報:第11回エシカルアワード、販売部門の最優秀賞受賞おめでとうございます!!
今回エシカルアワードの販売部門に出展されましたが、どのような作品を出展されましたか?
先生:今回はピアスを出しました。今回のテーマが「エシカル×クリスマス」ということで、「エシカル」と「クリスマス」どちらにも当てはまるような作品にしました。
全体的に、クリスマスの夜をイメージしたデザインにしています。
また、以前私がお気に入りの江戸切子のお猪口を割ってしまったので、そのガラスの破片を再利用しているので、エシカルでもあり、お気に入りだったものを今後も使っていけるので、個人的に嬉しいことでもあります。
~ 好きなシルバーアクセサリーから、レジンへの転身 ~
広:先生はもう何度もクラフトメイドマルシェに出展されていますが、アクセサリー系の作品が多い印象です。先生はアクセサリー制作がお好きなのですか?
先生:アクセサリーは好きですね。ただ、今はレジンアクセサリーをつくっていますが、以前はシルバーアクセサリーをつくって活動していました。
シルバーアクセサリーの制作をやめたのは、コストと制作時間が理由です。
1つつくるのにコストもかなりかかりますし、完成までだいたい1カ月くらいかかるので、たくさんつくることができないので、これを続けていくのは厳しいなと。
それで思い切って制作を一切しなくなりました。
シルバーアクセサリーの制作をやめて、レジンを使った方がコストもかからないなと。
最初は、今みたいなレジンではなく、パーツを組み合わせて制作をして楽しんでいましたが、物足りなさを感じていました。レジンを使えば幅が広がるだろうと思ったのがレジンを使い始めたきっかけですね。
レジンは、実際に使っている作家さんはいなかったですが、好きだという人が何人かいたというのもあり、好きな宇宙をイメージするときにピッタリだったので、使い始めました。
そこから神秘的な月が好きになり、月と合うものが何かと考えたらアゲハ蝶だったので作品にもアゲハ蝶を使用しました。
~ 実はエシカルアワードの最優秀賞は念願でした ~
広:そんな工夫をされていたんですね!今回エシカルアワードを受賞しての感想をお聞きしたいです!
先生:エシカルアワードには毎回出展していますが、受賞したのは今回が初なんです。毎回狙っていましたが、今回やっとの想いで受賞しました。
想い続ければ夢は叶うというのは本当だなと。ただ、あきらめないこと、継続すること。この2つがとても大事ですね。世の中の人はあきらめてしまう人、継続しない人が多すぎるなと思っています。
広:受賞するために、なにか試行錯誤してこられたんですか?
先生:デザインはここ最近は変えていないですね。知り合いの作家さんが言っていたんですが、売れている作家さんは、基本的に変えないって言っていたので変えないようにしています。
ここだけの話し、来年からシルバーアクセサリーの制作を再開をしようと思っていて、そこで好きなデザインを思いっきり使おうと思っています。
~ クラフトメイド協会との出会いは、想い続けたからこその出会い! ~
広:クラフトメイドマルシェに出展して1年半くらい経つと思いますが、そもそもクラフトメイドマルシェとはどういった経緯で出会われたのでしょうか。
先生:Instagramに投稿した際にクラフトメイド協会のスタッフから連絡があったのがきっかけです。
最初は怪しいなと思っていたので、アクションをしなかったのですが、まずは調べてみようと思って、クラフトメイド協会のHPを見ましたね。ちゃんと調べてみて、まともだなと思い、コメントを返しました。
広:そうだったのですね。そこからなぜ、出展しようと思ったのですか?
先生:もともと、いずれイベントに出展しようと思っていたところだったんです。
そこで、クラフトメイド協会から連絡がきたので、想いを引き寄せたんですね、きっと。
ずっとイベントに出展したいとは思っていましたが、オンラインでやるっていう発想はなくて、コロナもあるし今は無理だろうなと思っていたんです。
でも思い続ければ叶うと聞いたことがあったので、思い続けて良かったですね。
出展したのは、クラフトメイド協会が初めてなんです。
12月には初めての対面での出展も叶って、1月には2回目の対面式の出展もやることが決まっているんです。1回目も2回目も他の作家さんとのコラボなんです。
~ 気になる今後の活動について ~
広:今後のハンドメイド活動の意気込みをお聞かせください。
先生:クラフトメイド教会での活動はもちろん続けていきます。対面でのワークショップも増やして、認知度を上げていきたいなと思っています。まずは関東を中心に認知度を上げ、ゆくゆくは地方でも活動をしたいですね。
地元が大阪なんですが、地元の友人にこっちではやらないのかと言われたことがきっかけで、地方での活動も視野に入れ始めました。まずは関東で知名度を上げていこうと思います。
広:先ほどのお話しだと、今後は、レジンアクセサリーも、もともと好きなシルバーアクセサリーも両方やっていこうとお考えですか?
先生:いえ、レジンをメインでやっていきます。今はレジンの方に惹かれているので。
広:先生から見たレジンの作品の魅力はどんなところでしょうか?
先生:シルバーアクセサリーは色が単一だけど、レジンの場合たくさんの色が使えるところですかね。私の場合、色が好きなんですね、色違いのものとか。
カラフルが好きだから、色をたくさん使えるレジンに手を出したのかもしれないですね。
シルバーアクセサリーも色を使いはしますが、使おうとするとさらにコストがかかってしまうので.....。
広:これで今回のインタビューを終えていきますが、今後の先生のご活躍が楽しみです!
ありがとうございました!
広:ありがとうございました!
以上、第11回エシカルアワード、販売部門最優秀賞を受賞されたetowanettoさんのインタビューをお送りいたしました。
素敵なエシカル作品が一堂に会するクラフトメイドマルシェ、皆さまもぜひ一度、参加されてみてください。
etowanetto先生インスタグラムアカウント:https://www.instagram.com/etowanetto
クラフトメイドマルシェ参加申込:https://www.craftmade-association.org/